医師の紹介

ご挨拶

流王クリニックの院長流王雄太です。
高校1年生の秋にラグビー部の遠征試合中に首の骨を折り、四肢麻痺となったため、電動車椅子に乗りながら医者をしております。
岡山大学病院精神科神経科で勤務を続けながら、心療内科・精神科に関する基本的な知識や治療法はもちろん、不安やストレスに関連する疾患に関する知識や治療法を学んでまいりました。

大学病院では重い病態の方を見ることが多くやりがいはありましたが、不安やストレスに苦しんでいる方の治療に対する強い想いと私自身の身体的な負担の問題もあって、2019年12月に流王クリニックを開院しました。
あまり堅苦しくなく穏やかな雰囲気の病院を目指しております。
不眠、不安、落ち込み、物忘れなどで、病気かどうか心配な方も気楽に受診して下さい。

心療内科・精神科の病気は、病気になるまでの経過や病気になった後の変化など患者様それぞれに様々な人生が存在しています。
治療を行う上で病気そのものの情報も重要ですが、患者様が何をストレスに感じているか、何を治したいのか、今は何に苦しんでいるのかなどの情報もとても大切です。

私は、心療内科・精神科の専門家として経験を積んで来ていますが、あくまでも病気とその治療に関する専門家でしかありません。
患者様の治療を行っていく上では、患者様自身が自分自身の事に関する専門家であり、お互いの協力なしには治療はうまく進んで行かないと考えています。
なので、治療は、それぞれの患者様に合わせて十分な説明を行いながら進めていきます。
診察室では緊張すると思いますが、自分自身の専門家としてぜひ感じたことを話してください。 

プロフィール

1982年 岡山一宮高校ラグビーの遠征試合中に頚椎を損傷し四肢麻痺となる
1994年 岡山大学理学部数学科修士課程修了
1995年 岡山大学医学部入学
2001年 岡山大学医学部医学科を卒業し、同大学の精神科神経科教室に入局。
同大学病院精神科神経科にて研修を行った後は病棟及び外来で医員として2019年11月まで勤務。
その間、研修医の指導医、岡山大学病院思春期外来、岡山県精神保健福祉センター外来、岡山済生会病院心療科外来を担当。

資格

精神保健指定医、日本精神神経学会専門医

書籍

『それでも、前へ−四肢マヒの医師・流王雄太』高橋 豊 (著)
出版:毎日新聞社 (2006/9/1)